2012 1月 の日記


1月1日

親族が集まれば
どこが掛かってんねん、と
どつかれて頭が陥没しても仕方の無い
おやじギャグにも満たぬ親戚ギャグの坩堝と化する座はままあり
これはいけない、と自らを律する訳ですが
携帯電話をポケットに突っ込んで
初詣に歩くと
財布を忘れていて
「 このレアアースを担保に賽銭を貸して下さい 」
とせびる娘や
声も高く
「 神様へのお願いごとが叶いますように! 」
と祈る父上が出現し
元日からどんならん状況です。
本年もひとつご贔屓に。

1月2日

大阪の清々しい汚れた空気を
胸一杯に吸い込めば生きた心地がします。
バーゲンを目の当たりにして何も買わないなんて
まったくもって女がすたる行動ですので
潔くすたりました。

特に何も欲しくはありませんが、敢えて言うならデパートがひとつ欲しいです。

1月3日

腹の立つことを言われても
相手の本心だとは受け取らず
要するにこの人は、感情を言い表す国語力を持たないのだなぁと
哀れんで
それでもまだ腹が立つなら
髪を天まで逆立てても良いことにするぜ。

1月4日

『 スタートと書いてある急須から緑茶を注いでもアトラクションは始まりませんので
カレーの具を池に投げ込んでください 』
その注意書きに従い
備え付けのカレーの人参や牛肉を銀の匙で放り込むと
池の中から妖精が現れ
「 あのー、ココ・橋本という芸人を知ってる? 」
と訊く。
「 ○○主義者!! と叫ぶネタの人か? 」
そう問い返すと
「 そうそう。良かったわ、なんぼ何でも知らなんだら答えられへん 」
呟きながら水中に去っていった。
どうやら後ほどクイズが出題される池で
答えはココ・橋本らしい。

右を見ると、正解したらしき人の前に
派手なしぶきを上げて
正解と書かれた札と、木彫りの観音像が出ていた。
左を見ると、浅越ゴエさんがきちんと並んで順番を待っていた。

不可解な点が多く残る夢だが、
謎の人物とカレーの関連会社の名前の近さが一番気になる。

1月5日

祖父母宅周辺を散策した折
「 松下幸之助さんからの寄付らしい 」 という謂れのある公共建築の多さに感心感激したので
山田家に存在する、何時誰が買ったのか、はたまた頂き物なのか、謂れ、出所不明な毛布や鍋に対し
松下さんからの寄付ではないか?と疑るのが
年始のマイブームであった。

アトリエを整頓し、絵の具を絞っていると、謂われ不明なバーントシェンナを数本発見。
土地柄
三菱さんからの寄付かしら、と考えた。
いくよは絵の具が好きなので
どうもありがとうございました。

1月6日

涙を溢れさせないように息を止める無駄な抵抗をしながら
自分へのコメントに困り
コメントに困った時の万能ツール 『 いいね! 』 ボタンを空中に求める。
指がほっそり見える!って書いてあるマニキュアを塗ってる指なんだぜ。
宙を泳ぐ手はいじらしいとか言えよボケ。

1月7日

今日見たのは
君、そして、すべらかな水牛の角の夢であった。
君と水牛の角はセクシャルな雰囲気が漂わないこともないので
これを今年の初夢に認定する。

1月8日

「 お約束の無修正ものです 」 と書いて
先輩のタイムシート入れにCDを入れておくセクシャルハラスメントをしました。
筆跡でヤマダの仕業だとバレたので
皆様が悪ふざけをされる際はプリントアウトを推奨いたしますが
自分がやられたら無言でキレるし日記に書くと思います。

1月9日

息を殺したら
そのまま、吸うのが面倒になって駄々をこねたくなった。
帰宅したら
温かいハンバーグが待っていたので、少年のテンションで食べた。
一日中、夕御飯美味しいなぁ、っていう気分で居られたら良いのに。
こうやって、いつだって、気は滅入るけれど
胃の中で少年が
夕御飯美味しいなぁ、ではいられない!だって、朝御飯も食べるもんね!
などと叫んでいるので、勢いで海賊王を目指すことにする。
いや、ハンバーグによる活力だから山賊王か。
海の方が家から近いから、やっぱり海賊王かなぁ。
それともハンバーグになって、君を救済すべき?

1月10日

アメトークの「最近明るくなってきた芸人」の回を見て、同意して泣き笑った。
( 系列局のない一部地域なので放送は遅れております。 )

いまだ、隠れる場所を探してしまうけれど
アトリエで一人、武士が花見に聞かせる詩吟のお稽古をしてしまう今日の惨事も
おかしげに話せるようになりたいなぁ、と思うんだよ。

1月11日

本人の許可を得たので書くが
「 先日の手紙は日記を読まずに出してしまいました。気分を害されましたよね 」
そう謝罪してくれた人がいる。

ポジティブ過ぎて気が付いていないだけで
何かわたしに不幸な事態があったのだろうか。
日記が暗いのだろうか。
アナタの後ろに霊が見える、と言われた気分だ。
背後を気にしながら眠る翼。

心に障るまま、落ち込んでも良いのだろうか。
良いわけないない。
日記見てるって言うなよぉ。

1月12日

昨日の件について
「 気になりませんでしたが、貴方が気にしてしまうなら
次にわたしを褒めるときに2割増にしてください 」
という返事をした。
同時に
しまった、こういうことを言うから
自分はひとの褒め言葉を素直に受け入れられなくなるのかもしらん、と
心に寒風を感じたので
多少なりともいいひとぶるのはやめたい。
次に会ったら
「 そういえば、貴方の後ろに居る人って、仰向けで眠っているときはどこに位置取っているのー? 」
とか言って気を悪くさせてやろうと思う。
また手紙、下さい。

1月13日

いざ眠らんという段取りになって頭に浮いた
「 思出笑ひとし 」 という架空のキャラクターの名前から何からツボに入って
真っ赤な顔で布団に挟まったのですけれど
実際そんなにでもないし
現実に近い悪夢を見ました。

1月14日

若さ故の過ちっぽいことを繰り返しますが
他人の若さ故の過ちには厳しく
3歳児に対してマジ切れしました。

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