2014 3月 の日記


3月27日

怖い夢を見た。
風邪を引くと、怖い夢を見るんだ。

アルバイト先の人が作業中のわたしに
「あー…コレ、もう無いんですか、使おうと思ったんですけど…」
と言う。
無くなってから言う。
全部無くなってから言う。
先に言ってくれ。
困るじゃないか。

自分の炊飯器で炊いたもち米は
自分で食べちゃうに決まってる。
食べちゃうだろ?米は普通。
どうしよう。
人が集まってきた。
一人で沢山のもち米を食べたことも明るみに晒されて、夢で赤面していた。

白ご飯の好きなあなたなら、
この悪夢を分かってくれる?
もち米を食べて怒られるなんて。

3月28日

絵を描いていてさ、やっぱり細いロープを渡るには、身体が軽くなくちゃって思ってバイバイバイ

明後日バイトを休むからそれだけで人生に勝ったような気持ちになっています
(人生安いぜ)
(悪くはないさ)
(そうさ)
(新月でも自動販売機の光で変身できる)
(肉食なのさ)
(ワイルドだろ?)
(どうかな?)
(あの人?)
(あの人とは袖がないっていう共通点があるんだぜ)
(無い物は振れないぜ)
(ワイルドだぜ)

3月29日

駅までの道で

嗚呼、いい天気だ
こうしてお花見をして歩いて行って
お昼になったらお弁当を食べ
夜になったら
一万円貰って帰るのだから
考え方によっては、お金のもらえる花見だ

と思ってみたけれど
アルバイトへ向かう気持ちは晴れなかった
おしいな
いつもポジティブに考えたいな
だから考え方によっては、あと一歩だな

3月30日

遅く起きた朝に
布団の中で聞く
母親のスリッパの音のような
春の嵐の雨

階下で忙しく家事をするスリッパの音に似た
パタパタと軽い雨音で目が覚めた
窓を叩く雨の足

母は珈琲豆を買いに行くことを
「珈琲を飲みに行く」と言う。
家の近くのお店で豆の注文をすると
粉挽きしてくれる間に珈琲を淹れて出してくれるそうだ。
一人のお客さんに対して、一杯。
二人連れなら、二杯。
三人なら、三倍。(淹れるのを見るらしい)
いつもは母が買ってきてくれるので
わたしはその豆屋さんの淹れた珈琲を飲んだことがない。

母が昨夜
「明日、珈琲飲みに行く?」
と誘ってくれたのを思い出した。
わくわくと服を着替える。

珈琲豆屋さんの淹れる珈琲の方が
喫茶店の珈琲よりも
ニコニコ笑いながら淹れた感じがして今日は嬉しい。
わたしが「商店のご主人」と「喫茶店のマスター」に抱く
顔のイメージだけかもしれないけれど。
前者が「丸顔」で、後者は「面長でヒゲ」。
お店の前を通るときは、いつも香ばしい香りがしている。
珈琲豆を買う予定だけでこんなに嬉しくなれる日曜日。

3月31日

・部屋の中を飛んでいたハエが意中の彼女に止まった時、急激に気持ちが冷めた。
・彼氏にハエが止まって、がっかりした。
・ハエが止まるような人だと思わなかったのに、ハエに止まられていて幻滅した。
そんな経験ありませんか?

上記のような質問と
「分かる、超分かる!」
という回答を
Webページで発見して、わたしは単純に「ほほう」と思った。
若さに対する「ほほう」である。

師曰く、
深く親交を結び共に時間を過ごせば、ハエに止まられることもある。
けれどもハエの有無によってその価値は変動せず
むしろハエに止まられる恋人が愛おしいことすらありうる。
それが恋である。
中学の倫理道徳の授業でそう習った。(はず)
この概念を恋人と共有できているだろうか。
若いわたしは少しだけ不安にかられて、恐る恐る、君に尋ねた。
「わたしにハエが止まっていたら、どうする?」

君は趣旨を図りかねた訝しげな顔をして
「手で払うよ。邪魔だなぁ、と思って。」
と答えた。
それからぱっと笑顔になり質問を返してきた。
「僕にカブトガニがくっついてたらどうする?」

どうしよう。
とりあえずさりげなく
「最近、出張で瀬戸内海に行った?」
って聞くかなぁ。

Back to top