2015年2月10日

ばななさんのエッセイを読んだ。
ばななさんの父上、母上、親友が相次いで亡くなられた年の
ブログをまとめた本で、
そんなに大切なことをさらさら書いていいの!?とびっくりするほど、
もったいつけない本だった。
いいこといっぱい書いてあった。
「私の小説は生きるためのハウツー本みたいなものだ」と書いてあって、納得した。
自分の考え方や思考のまとめ方もハウツーだけど、
人に対する振る舞いや、好きな人への心配の仕方や、
優しく、正直に接することを、見せてくれていると思う。

プロレタリア芸人も読んだ。
どん底なのに、その底が抜けてて、暗いのに、尋常でないほど明るくて、
本坊さんの人柄そのままだった。
すべての文字が、一丸となって「愛されたいげー!」と叫んでいたので、
読み終わった時に、すごーくおっきい声で
「わたしも愛されたいんだー!」って叫びたくなった。
この本が文学だから、そういうことになるのだと思う。
人間は明日も生きていく理由を探したりするけれど、
生まれ変わることが決まった時の、
「でも、またみんなに会えますね。」という一行が、
本坊さんにとっての、明日も生きていく理由なんじゃないかな。
笑顔が浮かぶようです。