Category: 近く


7月25日

何処にもいきたくない。何もしたくない。
指一本動かせなくなる前に
せめて架空で何かしよう、どこかへ行こうと思って
愛宕山に登ってみたら盛り上がってきてテーブルで膝を打った。

7月27日

コンビニに寄ったら何かがうるさいので
『わたしを批判するな!うるさいうるさい!』と叫んで泣きたくなった。
というか叫んでないけどちょっと泣いた。

8月7日

土曜日。
曜日を気に止めずウェスを買いに出掛けたら、路上が無法地帯だった。
路上が危ないということは、路上に面した自宅の危険度も平日より増しているので、急いで警備に戻った。

8月23日

いらない情報だが、
健忘が酷いので、スーパーへ行って、番号がついてる駐輪場を利用する場合は
必ず、093番(おくさん)に止める。
覚えやすいからねぇ。
忘れちゃうんだよねぇ。
でもヘンタイみたいな番号のチョイスだよねぇ。
ギリギリアウトかなぁ。

9月20日

祖父母の家に行きました。
好きではないプロ野球の球団が同じだと判明した時、祖父と孫娘は黙って固い握手を交わしました。
贔屓が被ってする意気投合ではないところが、互いの偏屈の表れです。

10月19日

魔が差してプリクラを撮った。
ひとりで。
妙に目が大きく、眉毛が生えていないように写ったので、
鏡をこってりと眺め倒した後、
『なんて可愛いんだろう。これはもはや、罪なのでは?』と悩める
罪人向けのプリクラ機も置いて欲しい、
毎日撮るっていうか、その機械ごと買う。
と思った。
ひとり真顔で。

11月30日

映画に連れて行って貰った。
観ていて分かったことがある。
死ぬヒロインは必ず死ぬし、死なないヒロインは、決して死ぬことはない。
ヘリから銃撃されても、際どいカーチェイスをこなしても、敵に囲まれて気絶しても。
死なないヒロインは、決して決して、死なない、のだ。
そういうものなのだ。

1月22日

気がつくとわたしは、アタマと大気の間に浮かび上がっていて、
昼夜を問わずボンヤリしているけれど、
意識的にボンヤリしようと思うと途端に緊張し、不安になるので、
散歩という行為を憎んでいる。
自由に歩き回り、何を見ても良いなんて、おとろしいのだ。
  
今日の日が暮れて、
パソンコ作業に疲れ、暖房やモニターやお茶を飲むことに疲れたので
神社仏閣を巡って気分を変えてこまそうと思い立ち、(近所は神仏がひしめいています)
靴を履いて、アスファルトを踏んだ。
神木や、砂利道や、暗がりの鰐口の紐の色や、提灯に照らされた天人さんの細工を見た。
立ち入り禁止の柵が白いのも見た。

市役所の、透けて光る点字ブロックを、きれいだと思った。

公園に座り、
たまにはこうして散歩を出来たらいい、と思った。
わたしは、すべりだいよりも背が高いのだから。

   
家に戻り、様々の電源を入れた。
途端に巻き戻った。
わたしはすべりだいより背が高いのにね。
どうして、壁をぶん殴りそうになるのだろう。
ふしぎなねぇ。

3月5日

ベーシストは前髪がアシンメトリーである。
ほかの楽器より、その確率が高い気がする。
気のせいじゃないと思う。

5月13日

KOT市といえばのイオンヌに出たら、
服を着ていることが突然恥ずかしくなった。
人の山と大量の服を見ると、そういう気病に陥る。
服なんて所詮、自意識の皮ですよね。
自意識過剰ですみません、といいますか、生まれてすみません…みたいなことでね。
悩むのは辛い。
辛いのは嫌なんだ。
だから、もうわたし、ふくきない!!
つって、夜の道を飛んで帰る。
蝙蝠がひらひら、やたらと飛んでいる。
えーん。
(注:思い直して、服は着ることにいたしました。ご心配をおかけいたしました)

5月14日

普通自動車の運転を指導してもらいました。
わたしは取得済み免許を挟んでハンドルを握り、
・どっちがブレーキ?
・ブレーキは左足で踏むの?
・蝸牛を踏んでしまった。
などと言い、

父上は助手席で
・直進優先。
・うわ、バスに近すぎる。
・さっきから犬が5m動いたな。
・「まめだ」(め、にアクセント)と違う! 「 まめだ 」や!
などと言いました。


ところで。
桂浜水族館のアナウンスに、
一瞬だけ。
イントロクイズみたいにスガシカオさんの曲が流れるのでとても気になりました。
皆さんも是非訪れて、気にしてみてください。

5月25日

アトリエの近くへ来る移動図書館に行きます。
小さな車の名前は「タンポポ一号」
凝縮された多ジャンルを乗せてくるので、守備範囲外の本も目に留まりやすく。
励みになるかしらと、禁煙啓発本を手にとりまして
読んでしまったが百年目。
ものすっっっごく喫煙したくなりました。

日本史に出てくる人物の、臨終時のカルテが書かれた「臨終図鑑」もジャケ借りしましたが
読んでしまったが百年目。
ものすっっっごく生きる気力に溢れたり
逆にものすっっっごく臨終したくなったりしたら
どうしよう。
臨終しちゃったら、その旨報告いたしますね。

6月12日

カッパを着て、雨の中をマシンで駆け抜けた。
わたしは所詮、流しのカッパ。
水も垂れるようなビッシャビシャのカッパ。
自転車に乗っているただのカッパ。
すごい雨だなぁーと思いながら走っていくカッパ。

時間と共に鮮度の落ちた日記を、更新する。
三日前に死んだ魚を店頭に並べるよ。

6月15日

道をマシン(チャリ)で走っていたら
完全にボケのタイミング、ボケの口調で
男子高校生が
『俺、マグロの養殖するわー』
と言っていた。
地鶏、地ビール、地ボケ。

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